ひらがなから始めます。
これから、順に左文字のサンプルを示しますので、真似して何度も書いて練習してみてください。教科書体と楷書体を表示します。
「あ」はすこし難しいので、「い」や「う」のような簡単な字から始めたらいいでしょう。
あ行の「お」は、A4など、なるべく大きな紙で書いてみてください。上から降ろした線を右から左へ円弧を描くようにストロークを回したときの心地よさがあります。
私が、はじめて左文字を手放せないと思ったのは、この「お」を描いたときです。「お」の円弧を書くときの心地よさはほんとうに発見でした。始めて味わう伸び伸びとした感覚でした。まさに手と脳が喜んだようです。
実際に、これを左手で普通の右文字を描くときの違和感や心地の悪さと比較すると、いかに左文字がよいか分かります。 「う」のストロークも同じような感覚を味わえます。