な行、は行です。
左文字を習い始めたときに、つかみにくいことのひとつに、「に」や「は」や「ほ」の字にある最初のストロークが、右側のたて線です。いままでの右文字の感覚からとまどうことです。これはまず、柱を立てて字を安定させるという感じで身につくと思います。
これはあとで、漢字を習うとき、人偏や垂れを書くときに、役立つ感覚です。
〈あなたの脳が喜ぶことを〉 レオナルド・ダ・ヴインチのように、反転させた文字を書く練習をしています。左利きの人間にとって、ダ・ヴインチのように左手で反転させた左文字(鏡文字、逆文字)を書くほうが自然です。それは左文字が左利きの人間の身体の自然に合うからです。そのとき脳は喜ぶようです。左文字と、左利きと社会、漢字、脳科学など関連したテーマについて、考えたことや調べたことを記しています。