では左文字をマスターするのに、どのくらいの期間を目標にしたらよいのか。
はっきり決める必要はないけれど、右図のように、一応ひらがなから始めて常用漢字までマスターするのに1~2年掛けるのがよいと思います。
普通に練習すれば1年で出来るといえます。
当然ですが、左文字を練習するのに、小学生が文字を学習するときに使う漢字練習帳のようなものは現状では存在しないので、すべて自分で工夫して練習する必要があります。このブログでは、ひらがなから常用漢字までの左文字を表示するつもりですので、参考にしてください。
急いで練習すれば、常用漢字まで、3~6ヶ月で出来ないことはないと思います。
ただあまり急ぐと、私の経験では、心理的に不安定になることがあるので、注意した方がよいでしょう。
それは我々のまわりはすべて、現実社会すべてが右文字でできているので、そのギャップに目と頭がついていけず、一時的に気持ちが不安定になることがあるからです。しかし、左文字に慣れるにつれて、気持ちも安定して来ます。慣れてバイリンガルの状態になることで、ふたつの文字を自然に受け入れられるとおもいます。
今までの習慣で馴染んだこととは違う、新しいことを身につけようとしたときには、ときに起こることかも知れません。
そこで、左文字の学習には、一年くらいで出来るけど、もう少しじっくりとやって二年掛けてもよいし、その努力を三年続ければ、一生身についた宝物になり、一生文章を書く楽しさと喜びのある生活ができるといえると思います。なぜなら左人間は、左文字ではじめて脳と手を自然に使うことが出来るからです。