2009年11月8日日曜日

左文字をだれが、どう活用していくか

  左文字(いわゆる鏡文字)をだれがどう活用したらよいのか、ということを書いてみたいと思います。

  すでに、右文字(普通の文字)を書く習慣のある左人間は、左文字を使うことに関心があれば、それなりの学習をして、左文字を書く能力を身につけるのがよいはずです。どちらの文字も使えるバイリンガルになれば、ダ・ヴィンチのように脳を十分活用できる言語生活が出来ることになります。

  では、今学習している小学生や、中学生はどうなるかと言えば、まずは、右文字を学習した方がよいと思います。社会の9割は右文字を使うので、それが理解できることは重要です。それから、大人と同様に関心があれば、左文字も学習したらと思います。すくなくとも、左文字という方法が選択肢としてあることは、認識した方がよい。すぐに学習に取りかからなくても、将来時間のあるときにできるという選択肢は大切です。本人の言語生活をどう豊かにするかということです。

  左人間は、大人も子供も、左右の文字が使えるバイリンガルになったほうがよいと思います。ただ現在の社会は、日常生活全般にわたって、右システムの支配する右社会です。左人間にとって、いろいろな条件が悪くて、なかなか学習が難しいですから、その点は検討する必要があります。