2010年10月31日日曜日

左文字(ひだりもじ)のソフトが欲しい

自分では、左文字を書いていても、周りはすべて右文字(普通の文字)だ。左文字を書く環境は現状ではまったくない。

そこであらためて、左文字を書くために欲しいものを上げてみたい。まず左文字の辞書だ。本格的な百科辞典的な辞書から、簡単な用語用字辞典までほしい。

それから、左文字の日本文学全集や、世界文学全集が欲しい。文庫本でも欲しい。左文字で書かれた文学の世界に浸ってみたい。深い感性の世界を左文字で経験してみたい。

さらに、左文字で書かれた新聞や雑誌が欲しい。タイムリーなテーマを左文字で考えてみたい。

左文字で書けるソフトも欲しい。ワープロソフトだから、右文字も左文字もないのでは、ということにはならない。なぜなら、左文字を書くようになって気付いたことだが、文字には筆向きというか、風向きのような向きというか、筆を運ぶ方向があることが気になっている。

文字を読むときに、右文字を読むときと、左文字を読むときでは、気持ちの乗りが違うような気がする。左文字を読むときは、左手や腕が動いているような気がするし、脳がおそらく右脳が活動しているような気がするからだ。このことは小さいことではないように思える。だから左文字のワープロソフトがあることに意味があると思う。